エスカレーターが止まって
節電のため、大多数のエスカレーターが止まってるけど、駅前の大階段をみんなが歩いている光景を見て、なんかホッとしたっつーか、これが当たり前の光景だよなって思った。
毎朝、後ろから来る人のためにエスカレーターが片側ぽっかり空いてて、行列だけが伸びてる光景が大嫌いだったからね。
あんな不自然な光景はない、気持ち悪い、っていつも思っているから。
階段の上り下り、おいらはちょっとだけしかしないで済むんだけど、昔はみんなこうだったわけだしなー、と思うところも。
そういや、前に京急の駅で配られてる冊子(nagisa)で、京急全体の消費電力のグラフが掲載されたことがあったのを思い出した。
「電車の省エネ化が進んで、鉄道運行に関わる電力消費は減っている。」
そりゃそうだ。
一昔前の京急といえば、知ってる限りでも電動車と付随車の比率は明らかに電動車が高かったわけだし。しかも抵抗制御の旧1000形や700形がぶいぶい言わせてたわけだし。
VVVFインバータ制御が一般化して付随車の比率が上げられたこと、回生ブレーキシステムで電車の減速時のエネルギーを近くが走る電車に供給することができるようになったしね。
そしてもう一文
「その代わり、駅の付帯設備の消費電力が増加したため、全体としては変わらない」
主に、駅に取り付けられたエスカレータとエレベータだ。
バリアフリー法案で設置が義務付けられて、ってことなんだけどね。
でも今は、エスカレータを本当に必要としてる人にとっちゃ困るだろうね。
幸いにしてエスカレータ止めたら、エレベータは動かすとかしてるけど。
震災直後の節電開始当初はそんなこともしてなかったよーな。
まぁ、自分の足が動くんだから、なるべく必要としてる人に譲るってのも頭の中に入れておかないとね。
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