京浜東北線に新車
既報なので、すでにご存知の方も多いと思いますが、京浜東北線の「209系電車」が来年の秋から新型の「E233系電車」の置き換えが開始されることとなりました。
置き換え終了は2009年度末を予定。
びっくりしたのは、その209系電車の今後。
780両は廃車、50両については製造時期が遅かった広幅胴の500番代車ということで、廃車せずに京葉線へ転配(職場にあった交通新聞より)。
廃車が780両!!
びっくりしました。
元々209系電車は「寿命半分、価格半分、重量半分」を目標に製造された電車ですので、減価償却(鉄道車両は13年なんだそーです)が終わった段階で廃車されてもおかしくはなかったんですが、実際にそういう状況になるとは思ってもみませんでした。どーせ特別保全工事等で寿命延ばして他線区で使うんじゃ?とか思ってたりもしましたし。
それにしても、こんな急に発表されたのにも驚きがあります。
E233系電車はすでに中央快速線&青梅線&五日市線への導入が決まっていたので、そちらへの投入がまず重点的になるのかと思っていたことが一つ、そして、約2年という短期間で830両という大量の車両を一気に置き換えるというのが驚いたもう一つの点。
特に後者はすごい勢いだな!って感じです。
山手線が205系からE231系に置き換わったときは足掛けで5年かかってます。これは常磐快速線や宇都宮・高崎線・東海道線のE231系と平行して置き換えていたからですけど、それにしても一気にすぎる!
普段通勤で使って見てますが、車両の経年劣化は見て取れるほど進んでいます。
初期に導入した車両は既に外板はベコベコだし、床もボコボコの車両も中には。車両故障も多くなってきています。そういうことも起因してるんでしょうかね。真相は分かりませんが…。
京浜東北線がこの時期に置き換わるということは、JR東日本首都圏の通勤電車は今後ほぼこの周期で置き換わっていくんだろうな。リサイクルが考えられている車両とはいえ、いやー、ほんとびっくりだわ。
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